建ものまるごとリハビリテーション

コープリハビリテーション病院・老健あかねは2017年2月に新築いたしました。
新しい建ものは全館リハビリに特化しています。
地域の皆様の健康や暮らし向きの不安を、リハビリ医療を軸とするチームワークで一緒に乗り越えるのが私達の使命です。
リハビリテーションは単に起こして歩かすだけの訓練ではありません。
医学的に病気の状況に合わせた最適なプログラムを考え、脳の精神活動低下にも考慮しながら、患者さんの希望を引き出す医療です。
加えてご家族のご努力も尊重します。これら総合的な視点で患者さんを回復をさせる医療です。

<フロアの全体図>

建ものまるごとリハビリテーション

入院リハビリ:回復期リハビリテーション病棟(回復期入院)

3F病室急性期病院 (倉敷中央病院、川崎医科大学附属病院、水島協同病院など)に難しい病気 (脳卒中、大きな骨折など)や外科手術で入院した患者さんの中には、それまで出来たことが出来なくなり暮らしに支障がでる患者さんもいます。
それを専門的なリハビリで治す病棟です。
個室を増やすなどプライバシーに配慮し、ユニットバスなどで生活の疑似体験をすることで回復が促進します。

入院リハビリ:医療療養病棟(慢性期入院)

家での暮らしを続けるのが難しい病気や、急性期病院の治療期限がきても家で診察を続けるのは難しい病気の患者さんの入院を引き受けます。
例えばパーキンソン病などの難病や呼吸管理が必要な状態などです。
ほかに治療が必要なうつ症状も該当します。
どの部屋も通風・採光の配慮と断熱窓で寒々しさを排除した環境で医療管理ができます。

老健リハビリ(老健あかね入所・ショートステイ)

老健あかね急性期病院から退院しなければならないけれど、前述の医療療養病棟に入院が必要な病気に該当しない要介護状態の方、住まいにいて介護度が重くなったり、低下した自立機能の回復をご希望の方が利用できます。
入所中は集中的リハビリを約3ヶ月行い生活能力を回復し、住まいに戻る支援をします。
認知症はフロアを独立させ専門的ケアで症状の改善をはかります。
なおご家族の都合でショートステイをご希望の場合も対応します。

住まいのリハビリ(在宅で受けるリハビリメニュー)

住まいに戻ったばかりの不安は訪問リハビリが軽減します。
その後も生活能力が衰え病気の再発で介護度が重くなる危険は通所リハビリが予防します。
外来にリハビリだけ通うこともできます。
いずれも医師がリハビリ処方し福祉用具の助言をします。
外来は歯科も含め一般患者さんも利用できます。

コープリハビリテーション病院短時間通所リハビリ

外来リハビリ

厚労省が疾患別に決めた期間内なら入院中と同じリハビリを医療保険で受けられます。
例えば脳卒中なら発症から180日間です。

短時間通所リハビリテーション(リハビリ特化型)

リハビリ期間を超えても介護保険で生活機能の低下予防ができます。

あかね訪問リハビリ

訪問リハビリ

担当者が住まいに行って退院直後の生活不安を取りのぞく練習をします。

あかねデイケア

通所リハビリ

生活不安がさらに高い人 (食事、入浴、医学的処置など)に時間をかけて対応します。
送迎の際に暮らしの様子にも注意を向けます。こちらは介護保険の認定が必要です。

外来

外来受付一般内科・神経内科・リハビリテーション科などを標榜します。いずれの外来でもリハビリ効果を確かめ体調悪化を予防します。そのために館内の外来リハビリや通所サービス系とも連携します。

歯科診療室

歯科診療室従来の歯科治療の枠を越え、患者さんの「食べるリハビリ」を行います。
それは噛み合わせ治療にとどまらずリハビリ栄養にも関わります。
歯を守ることで、肺炎・転倒・認知症を予防します。
口腔ケアで「食べる・話す・呼吸する」のお口の運動機能を守ります。
入院患者さんの検診も行います。
将来は訪問歯科の拠点を目指しています。

相談室・連携室

相談室相談室が建もの1階にあります。
外来や入院のご希望から暮らし向きの相談までまるごと引き受けます。
ケアマネージャーさんも気軽に立ち寄れる場所です。
医療や介護の制度は複雑です。様々な情報に惑わされ不安になることも多いと思います。
そんな方が立ち寄る「灯台」のつとめをここが果たしてくれます。
なお、無料低額診療事業の相談をお受けしています。

差額の部屋代はいただいておりません。