回復期リハビリテーション病棟(3階 46床)

多くの専門職がチームで回診します

回復期リハビリテーション病棟

急性期病院と住まいとの架け橋、それが私達の使命です。
なかでも回復期リハビリテーション病棟は、脳卒中など、より専門的なリハビリを得意とします。医師・看護師・リハビリ・医療ソーシャルワーカーで揃って回診を行い、課題を明らかにすることで、円滑な自宅退院に向けての意思統一を行っています。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士によるリハビリテーションは365日対応し、家庭・社会復帰を支援する病棟です。脳血管疾患や大腿骨頚部骨折、脊椎圧迫骨折など、また外科手術や肺炎で運動能力が低下した患者さまに対して日常生活動作の向上をめざして、リハビリテーション科専門医をはじめ理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカー、看護師、介護士など多くの専門職がチームで回診しチームでリハビリテーション実施計画を検討しチーム医療を実施しています。

健康格差が招く障害の克服/リハビリにも高い成果が求められます

多くの患者さんはリハビリである程度よくなればもう退院です。しかし、介護者がいないか、いても高齢や仕事を理由にお世話ができない人もおられます。
また、脳卒中は生活習慣病による所が大きく再発予防も必要ですが、経済的理由から医療にかかれず健康がますます悪化する危険もあります。

そうした人にもとの暮らしに戻って健康も維持してもらうために、回復目標を高く設定し、その実現に工夫をしています。看護師とリハビリ担当者、医療ソーシャルワーカーは、入院早期に自宅を訪ね、退院に必要な課題をもれなく見つけます。 持ち帰った課題は医師、看護師・介護福祉士、医療ソーシャルワーカーと共有し、入院中の訓練に生かします。退院までには医療ソーシャルワーカーが適切な社会資源を紹介し自立を支援します。

必要に応じて、退院後も老健あかねのリハビリ担当者が訪問リハビリを行います。

質の高いリハビリテーション医療を提供します

理学療法

理学療法

起きる・立つ・歩くなどの基本動作の獲得を目指します。
装具療法や歩行補助具も活用し、身体機能の改善へ役立てます。

作業療法

作業療法

患者様それぞれの暮らしぶりに合わせて、食事、排泄、家事活動などの生活に必要な動作の獲得を目指します。

言語療法

摂食嚥下や失語のリハビリをします。

食事

飲み込みが困難な方には管理栄養士が特別な食事を提供します。

退院前最終確認

退院前最終確認

患者さんごとに、暮らし方に不備はないか、関連職種で確かめます。

施設・設備について

病室

全てのベッドが窓に面し、明るくプライバシーも確保された病室です。
病室から出てすぐ上にあるダウンライトは、患者様が夜間に部屋を迷うことなく、安心してトイレに行けるための目印です。
明かりの調節は病室ごとにできるようになっています。
3F病室 3F病室前ダウンライト

浴室

自宅を想定した浴槽の配置となっています。
また、身体の機能に合わせて利用ができる様に手すりを設置しています。
自宅での生活を見据え、ユニットバスを設置しました。
リハビリ評価やご家族への入浴の介護指導も行えます。
また、患者さんの「周を気にせずゆっくり入浴したい」というご要望にもお応えできます。
3F浴室 3Fユニットバス

食堂

見晴らしの良い食堂です。
病棟内食堂

差額の部屋代はいただいておりません。